うつはつらいよ(>_<)自分の体験談を語る
『電気おじさん』です。
今回の記事は「うつになったら実際どうなるの?」という疑問を患者目線で語ります。
なにかのお役にたてれば幸いです(^_^)
うつ体験談1:喜怒哀楽が激しくなる
とにかく喜怒哀楽が激しくなります。
特に怒が激しくなります。
何かに不満を抱えて毎日が怒りでいっぱいになりました。
家族にあたりちらしました。
今、思えば何もできない自分に怒りでいっぱいでした。
うつ体験談2:電話の着信音が怖い
着信音がなるたびビクついていました。
自分の状態を知られるのも怖いし、緊急の呼び出しがあったらどうしよう(>.<)
不安がいっぱいでした。
電話を投げつけたときもありました。
うつ体験談3:テレビを見るのもつらい
とにかくテレビもまともに見れませんでした。
元気に何かを発信する芸能人がイヤでした。
うっとうしかった。
テレビから発せられる光が頭を刺激して気持ち悪くもなりました。
うつ体験談4:文字が読めない
本を読むのがうつ状態のときは読むことができなかった。
本から出る活字が頭の中をグルグルと回り気持ち悪くなりました。
当然、本の内容なんて理解できません。
本を読むのをやめました。
うつ体験5:つねに無表情になる
何に対しても感動しないです。
結構、愛想笑いをするタイプですが、それすらもできない状態です。
自分の状態を相手に知られないようにと必死だったのかも知れません。
無表情のせいで相手に伝えたいことが伝わらない苦い経験です。
うつ体験談6:自分の見ている景色は闇
何もできない自分を責め続け見ている景色は闇、そのものです。
一人、ポツンとベンチに座り頭を抱えている状態でした。
「できない、できない、できない」と・・・
なんでこうなってしまったのか深く悩みました。
うつで一番つらいのは疲れているのに寝れないことでした。
処方された睡眠薬もなかなか効かず不眠状態は続きました。
不眠が続けば次の日に活動的になれないのは、当然でとても苦しみました。
いつまでこんな状態が続くのかと自殺することも考えました。
でも、家族は生き続けることを願いました。
生きていることに意味があると何度も言われました。
あなたが必要だと妻が言いました。
子どもたちもお父さんがいなくなると寂しくなると・・・
今でもうつと戦っていますが症状は軽いです。
家族のために生き続けることを決断しました。
できる限り精一杯、無理をせずに
自分はひとりじゃないし必要としている家族がいることに気づかされました。
うつの時に感じた孤独感はなんだったのだろうか?
うつの怖さはそこにあると思っています。
孤独感は人を追い詰めるのだと・・・
この記事がうつで苦しんでいる人に届くことはないのかもしれません。
でも何かも手助けになればと思い記事を書きました。
うつでない人がうつの人の苦しみを理解できる助けになればと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
『電気おじさん』でした。