『電氣おじさん』の楽しいブログ

電気に関すること、精神疾患(統合失調症)を患っているのでその経験談と生きかたについてのブログにしていこうかと思います。

ドアノブに触ると静電気で「パチッ!」ってなる

f:id:kazuharuy23:20211203102745j:plain

『電気おじさん』です。

 

今日は身近な静電気についてお話しますね。

ドアノブに触れる際に「パチッ!」って痛い思いをする静電気はやっかいものですね?

痛いおもいをしないようにするためのお話です。

 

それではお話しますね。

f:id:kazuharuy23:20211203104702j:plain

そもそも静電気ってなぜおこるのでしょう?

 

通常、物体はマイナスの電気とプラスの電気をバランスよく持っています。

ところが、日常の中で物体どうしがこすれ合って摩擦が生じると、片方からもう一方へマイナスの電気が移動します。これにより、物体はマイナス電気側(または、プラス電気側)にかたよった状態となります。

 

このように電気のバランスがかたよると、電気は不安定な状態となり、元の安定した状態に戻ろうとします。これが「静電気を帯びている(帯電)」状態です。静電気を帯びた状態で、物体に触ると、その瞬間に電気が流れて「パチッ!」ってなるのです。これを「放電」と呼びます。

 

なぜ冬場だけ静電気に悩まされるのでしょうか?

 

答えは空気が乾燥しているからです。

通年、私たちの身体はマイナスかプラスの静電気を帯びた状態ですが、普段は空気中の水分や足元から徐々に放電しています。

冬場は空気が乾燥するため放電しにくい状態となっており、人間や物体は電気のバランスが崩れた状態になりがちです。そのため、何かの物体に触れた瞬間に「パチッ!」となりやすいのです。

 

☆手軽にできる静電気対策↓

 

その1:ドアノブをいきなり握らないようにしましょう

金属は電気を通しやすいので、金属以外のゆっくり電気を通すものに触れましょう。壁に触れるのはオススメです。

その2:鍵などの先端のとがった金属でドアノブに触れましょう

鍵でドアノブに触れると鍵の先端から静電気が逃げていくため、ドアノブを握った際の痛みを軽減できます。

その3:肌と髪を保湿しましょう

冬に静電気が起きやすい原因は空気の乾燥です。髪や肌が水分で潤っていれば、その水分を通して放電しやすくなり、電気がためにくくなります。

その4:衣類の組み合わせに注意しましょう

衣類にはプラスの電気を帯びやすい素材と、マイナスの電気を帯びやすい素材があります。同じ性質の素材同士では、静電気が生じにくいのです。

 

【プラスに帯電しやすい素材↓】

・ウール(ニット・コートなど)

・ナイロン(タイツ・コートなど)

・レーヨン

【どちらにも帯電しにくい素材↓】

・シルク

・木綿

・麻

【マイナスに帯電しやすい素材↓】

・ポリエステル(フリース、衣類の裏地など)

・アクリル(セーターなど)

塩化ビニール

 

例えば、こんな感じで衣類を選んでみましょう。

ウール素材のニットの下に着る肌着は、ポリエステルよりシルクや木綿を選びましょう。ポリエステル素材のフリースなどの下に着るなら、同じポリエステルか、木綿・シルクを選びましょう。

その5:ゴム底の靴をさけましょう。

電気は足元から地面に逃げます。ゴムは電気を通しにくいので電気が逃げにくい状態となります。

その6:静電気防止スプレーを使いましょう

静電防止スプレーには「水」や「界面活性剤」含まれています。衣類の電気が水分を伝わって空気中に逃げやすくなります。

 

冬場はやっかいな静電気についてお話しました。

対策をしっかり行って「パチッ!」って痛いおもいをしないようにしましょう(^_^)

 

最後までお読み頂きありがとうございますm(__)m

 

『電気おじさん』でした。