電球はなぜ光るの?
『電気おじさん』です。
人間は長い歴史の中で明かりを灯すために火を使ってきました。
電気というエネルギーが発見され、様々な研究が進み、白熱電灯・蛍光灯・LED電灯と新たな仕組みの明かりが発明されてきました。
ところで電球がなぜ光るのか不思議に思ったことはありませんか?
本記事では電球がなぜ光るのかお話ししたいと思います。
電球の構造
電球は「フィラメント」「ガラス球」「口金」で構成されています。
この「フィラメント」という部分が発光の重要な部分になります。
電球が光るしくみ
電気は電子という小さなつぶで運ばれています。電気が流れるということは電子のつぶが大量に流れることをいいます。
たとえば電球に電池をつなぐと電線を通って電球に電子が入ってきます。
電球の中心部分にはぐるぐるまきになったところがあります。これがフィラメントという部分です。
フィラメントでは、ほかの部分とくらべて電子が流れにくくなっています。電気抵抗が生じているわけです。また、フィラメントの中では電子が流れにくいためしょうとつをおこします。そのために温度が上がり、熱くなって光りを出すのです。
フィラメントの歴史
このフィラメントの材料は炭表紙→竹→タングステンと変わってきました。
昔の材料は電気を流すことで、すぐの切れてしまうため光る時間がとても短いものでした。
電球を発明したエジソンは有名ですが、電球に使うフィラメントの材料として竹を世界中から集めたといいます。
そのとき、京都の石清水八幡宮の境内の竹を使ったところ、点灯時間が1200時間になったそうです。
身近にあるシャーペンの芯ですがフィラメントのかわりになります。
電池と電線でつなぐと熱をもって光りますよ。
興味がありましたらやって見てください。
お読みいただきありがとうございますm(_ _)m
『電気おじさん』でした。