アース線(接地線)は、なぜ必要なの?
『電気おじさん』です。
電気製品についているアース線(接地線)ってご存じですか?
名前だけは聞いたことがある人、全く知らないという人が多いかも知れませんね。
意外と軽視されがちなアース線ですが重要な役目をしています。
今回の記事はアース線についてお話したいと思います。
アース線はなぜついているのか?
アース線とは、地面に打ち込まれている金属棒を通して、電気を地面に流すためのものです。つまり、電気製品と大地を電気的に接続しているものになります。
冒頭の画像の緑色をした線がアース線になります。
また、電源プラグの金属が3つ飛び出しているのを見たことがありますか?
このプラグでは一般的なプラグ形状より1つ多い金属部分がアース線の役目をしています。
アース線は必要?メリットは何?
アース線はどうして必要なのでしょうか?電気製品は電気が流れることで機能を発揮します。
この電気製品に流れる電気は、外へ流れ出ると危険なため、流れ出ないように対策がしてあります。電気的に絶縁してあるといいます。
そのため、通常の使用時には、その電気製品に触れても安全なのです。
しかし、長期間使用していたり、電気製品が水で濡れていたりすると電気が電気製品の表面に漏れることがあります。
そのとき、電気製品の表面に人が触れていると感電して危険な状態になります。
アース線があると電気機器で電気が漏れているときに、人間が触っていても漏れている電気はアース線を通して大地(地面)に流れていくため感電しません。
安全を守るアース線の確認をしましょう
アース線の役割と重要性をお話しました。
意外と忘れがちなアース線、人体への被害を防止するため、危険性が多い洗濯機のようなものには必ず必要です。
また、電子レンジのように電気製品の内部が高電圧になるような製品は安全のためにアースをしておきましょう。
お読み頂きありがとうございますm(_ _)m
『電気おじさん』でした。