『電氣おじさん』の楽しいブログ

電気に関すること、精神疾患(統合失調症)を患っているのでその経験談と生きかたについてのブログにしていこうかと思います。

電気のない生活をしている人は世界で何人いるの?

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『電気おじさん』です。

日本で最初に電灯がついたといわれる、明治11年(1878)3月25日からおよそ140年あまり、私たちの生活にかかせないものとなった電気。

 

日本では電気製品を使いたいときに、コンセントにつなげば「電気が使える」のはあたりまえのことになりました。ですが、これは決して世界的な「常識」ではありません。

 

21世紀になっても、確実な電気の供給を受けずに生活している人が14億人もいるそうです。世界人口の約20%(5人に1人)です。驚きですね。

 

どんな生活をしているか想像できますか?

 

電気のない地域では、薪(まき)や炭(すみ)を燃やして料理をしたり暖房(だんぼう)に使っています。煙(けむり)で汚れた空気で健康をそこなうことなったり、夜でも明かりを使うことができずに仕事や勉強ができません。外灯の灯り(あかり)で勉強する子どももいるそうです。

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このエネルギーについての「不公平」は、石炭や石油によって生じる地球温暖化の被害についても、不公平を生み出しているそうです。

今、温暖化の悪影響を最も強く受けているのが、電気を自由につかえずに生活している人々だそうです。

 

すべての人々が安全なエネルギーを使えるようになることが望まれます。

 

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わたしたちにできることは?

これからのエネルギーとして、各国が積極的に導入を進めている再生可能(さいせいかのう)エネルギーで風力発電太陽光発電水力発電バイオマス発電、地熱発電などの自然の力から生み出すエネルギー。これらは使用しても資源再生することが可能なので、石油などの化石燃料のように資源(しげん)がなくなることがありません。また、二酸化炭素を出すこともなく、環境にやさしく安全でクリーンなエネルギーです。

 

再生可能エネルギーの各国事情を調べることで、未来のエネルギーについて考えてみることも、わたしたちにできることのひとつといえます。

 

再生可能エネルギーの発電量が多いのは、中国とアメリカで、この2つの国は突出(とっしゅつ)して発電量が多くなっているそうです。また、発電量に占める再生可能エネルギーの割合(一人あたり)が高いのは、デンマークやドイツなどのヨーロッパの国々だそうです。特に風力発電の盛んなデンマークでは、自分の国の発電量の4割以上が風力発電です。他の国の再生可能エネルギーの導入を調べることで、これからのわたしたちのエネルギーのありかたのヒントになるかもしれません。

 

日本のエネルギーについて知ることも大事でしょう。エネルギーの大半を海外からの輸入(ゆにゅう)に頼っているのが日本という国です。日本は世界第5位のエネルギー消費国であるにもかかわらず、エネルギー自給率(じきゅうりつ)はわずか11.8%だそうです。これは先進国の中でも極めて低く、エネルギー資源のほとんどを海外からの輸入に頼っている状況を強く表しています。

 

日頃からの節電を心がけ、エネルギー(電気)を上手につかうことも、わたしたちにできることのひとつといえます。

 

お読みいただきありがとうございますm(_ _)m

 

『電気おじさん』でした。