雷はどうして起こるの?雷が発生するしくみ
『電気おじさん』です。
雷はどうして起こるの?についてお話します。
雷は夏に多く発生するイメージですが冬も発生します。特に日本海側で多く発生するようです。雷の力は夏より冬のほうが強いみたいですので注意が必要です。
雷が電気だと発見したのは?
雷が電気だとわかったのは、1752年、アメリカの科学者であるフランクリンが雷の中で凧(たこ)をあげるという危険な実験によって、雷が電気であることを証明しました。
「ライデン瓶」という中に電気をためる装置を凧につなぎ、瓶に電気をためることで電気の存在を確認しました。
ライデン瓶とは、凧の先に針金をつけ、電気を良く通す麻ひもをと金属のカギから瓶に電気を伝えるしくみのものです。
雷の発生するしくみ
雷は大気中の水蒸気が集まると雲ができます。雲は上昇気流にのり、空へ高く上げって行くと氷の粒になります。大小様々(さまざま)なかけら同士が激しくぶつかりあうと、電気ができます。この電気が雲の中に溜(た)まっていきます。でも、雲の中で抱(かか)えきれなくなると地面に向かって電気が一気に流れます。これが雷の正体です。
雷がギザギザの理由
雷がギザギザに走るのは、放電(ほうでん)するとき空気中の水分の多いところを通ろうとするからです。これは、空気中の少しでも電気の流れやすい部分を通ろうとするためです。
『電気おじさん』でした。