冬の節電してますか?電気代が心配です
『電気おじさん』です。
本格的に冬が到来しました。
冬になると気温、室温ともにさがり、暖房器具を使うため電気代が高くなりがちです。
今までの記事でも節電のポイントを解説してきましたが改めて冬にできる節電対策を紹介しますね。
【エアコンの節電方法は?】
節電方法は次の点を意識しましょう。
・暖房の設定温度は20℃を目安にする
・必要となるタイミングで使いましょう
外気温度が6℃と仮定し、2.2kWのエアコンを1日あたり9時間使用する場合、設定温度を21℃から20℃にすることで年間53.08kWhの節電になります。金額に換算すると年間約1,430円の節約になります。
また、暖かい空気は高いところにたまるため、エアコンの風向きは下方向に設定し、サーキュレーター・扇風機を天井付近へ向けて起動しましょう。これにより天井付近にたまった暖かい空気が部屋全体に広がり、効率的に部屋を暖めることができます。
エアコンを25℃設定にしたときとエアコンを20℃に設定したときの消費電力を比較した記事はこちらを参考にしてください。↓
【電気カーペットの節電方法は?】
節電方法は次の点を意識しましょう。
・設定温度を低くする
・広さにあった大きさの電気カーペットを使う
3畳用の電気カーペットを1日5時間使用する場合、設定温度を「強」から「中」に変更することで年間185.97kWhの節電が期待できます。金額に換算すると年間約5,020円の節約となります。
また、分割して暖める機能がある場合は必要な箇所のみ暖めることで節電効果が期待できます。
電気カーペットはフローリングや畳に直置きすると、熱が地面に逃げてしまいます。電気カーペットの下に断熱シートを敷き、暖房効果を高めましょう。
【電気こたつの節電方法は?】
節電方法は次の点を意識しましょう。
・設定温度を低くする
・上掛け布団と敷き布団を合わせて使う
電気こたつを1日5時間使用する場合、設定温度を「強」から「中」に変更することで年間48.95kWhの節電が期待できます。金額にすると年間約1,320円の節約になります。
【手軽にできる節電方法は?】
〇重ね着・靴下などを利用する
室内の空気が冷え込む冬季は、部屋の中で厚着をすることを心がけましょう。
〇できる限り間隔を空けずに入浴する
冬季は浴槽のお湯が冷めやすく、追い炊きが必要になります。大家族であれば、一人一人の入浴時間が開くほど追い炊き回数が増えます。できる限り間隔を空けずに入浴を心がけましょう。また、断熱シートなどを利用して湯温を下げずらくするのも良いでしょう。
冬季は暖房器具の使用頻度が増えるため電力消費が増えます。暖房器具の使用時間を減らし部屋の暖め過ぎを回避するのが節電のポイントとなります。
本記事は経済産業省資源エネルギー庁作成の「家庭の省エネ徹底ガイド 春夏秋冬」を参考に作成しました。詳しい省エネ対策について知りたい方はこちらを参考にしていただければ良いかと思います。
節電しながら寒い冬を乗り切るのは大変かと思います。あまり無理をせずできることから節電をしてみましょう。健康が一番大事ですからね(^_^)
お読み頂きありがとうございます。
『電気おじさん』でした。